| 巨神ゴーグWeb > ゴーグ・設定時のささやかな思い出 |
| 文芸制作:風間洋 |
時代は紛れもなく「マンガ」でも「ロボット」でもなく「シリアス」で「リアル戦闘メカ」に向いていた。にもかかわらず、創り手もファンも、いつの間にか忘れていた「子供の味方である巨大ロボット」「ワクワクと胸踊り、次回が待ち遠しくなる物語」。そんな作品が作りたいと何処かで思っていた連中がいた。 ある日、安彦さんからリライトを任された企画書の原案にはそんな想いが詰まっていた。 敢えて時代の風潮に逆らった作品『巨神ゴーグ』。 そして「今、そんなロボットが作れるのは(描けるのは)、やっばり安彦さんしかいない」という確信を持ったスタッフ達。 確信犯の『時代錯誤』。でも、みんな、それでいいと思っていた。 『巨神ゴーグ』を見掛けた大人が、一瞬でも立ち止まって、ロボットアニメには、こう言うエンタティナーもあったってことを思い起こしてくれればいい。 やがてリアル志向のアニメを見て行くだろう世代の子供たちに『暖かいもの』の素敵さも胸の奥に刻んでおいて欲しい。 そんなスタッフのささやかな野望を頭上に乗せて、青い巨神はその一歩を踏み出したのだ。 |
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